XRPを国内の取引所から海外へ送るとき、手数料を安く済ませるには、送る銘柄とネットワークの組み合わせを先に確認しておくことが近道になる。
とくに、受け取る側の取引所が対応しているネットワークを調べずに送ると、思わぬ手間がかかる。
送金の流れは、国内取引所で送金先を登録し、受取先の対応ネットワークを確認し、XRPを送る、の3段階だ。
この記事では手数料を抑えるための確認点と、送金先の登録で迷わない手順を整理する。
XRP送金の手数料を安くする国内取引所での確認点

国内取引所からXRPを送る場合、手数料を安くする鍵は3つある。
出金手数料の小さい銘柄を選ぶこと、受取側が対応するネットワークを確かめること、送金先の登録を正しく済ませることだ。
どれも送金の前に完了できる。
出金手数料の小さい銘柄を選ぶ
XRPは海外送金に使われることを前提に設計されており、送金手数料が軽いことで知られる。
国内取引所では、XRPやXLMのように出金手数料が小さく設定されている銘柄を日本円から直接買えるところがある。
日本円のまま海外へ送れない以上、一度これらの銘柄に換えてから送るのが手数料を抑える基本的な動きになる。
送るネットワークを先に確認する
暗号資産の送金では、同じ銘柄でも複数のネットワークから選べる場合がある。
ネットワークが違うと出金手数料も送金速度も変わる。
XRPは専用のネットワークを使うため選べる幅は限られるが、受け取る側の取引所がそのネットワークに対応しているかを、送金前に確認しておくことが大事だ。
確認する際は、受取側の公式情報で「対応するネットワーク」と「入金時の注意」を読む。
対応していないネットワークへ送ると、資産が戻らないことがある。
面倒でも省略しないほうがよい。
送金先の登録を先に済ませる
国内取引所から海外の口座へ送る場合、送金先の登録が必要になる。
登録の際には受取人の情報と出金の目的を入力する。
この登録が済んでいないと、送金の操作へ進めない。
買ったその日に送りたいなら、送金先の登録を口座開設後すぐに済ませておくのがよい。
国内取引所からXRPを送る流れ

実際の送金は、送金先の登録、受取アドレスの確認、送る量の指定、の順で進む。
各画面で何を求められるかを知っておくと、迷わず進める。
送金先の登録でつまずくところ
国内取引所の出金先登録では、「取引所・サービス」を選ぶと直接送れる取引所だけが一覧に表示される仕組みになっている。
一覧に無い取引所を「その他」に手入力しても送れない。
この仕組みはトラベルルールに基づいており、利用者の情報を通知できる取引所だけが対象になる。
登録の前に、送りたい海外取引所が一覧に載っているかを確認する。
載っていなければ、その取引所へは国内取引所から直接送れない。
別の経路を検討する必要がある。
受取アドレスとネットワークの突き合わせ
送金先を登録したら、受取アドレスを確認する。
XRPの場合、アドレスの形式は各取引所で同じだが、送金時にタグが必要な場合がある。
受取側の取引所がタグを要求しているかどうかを、入金画面で必ず確かめる。
タグが必要なのに省略すると、送金が届かず資産の確認に時間がかかる。
送るネットワークは、受け取る側の取引所が対応しているかで決める。
対応しているネットワークが複数あれば、出金手数料の安いほうを選ぶ。
ただし、手数料の安さだけではなく、送金速度や受取側の確認時間も考えて選ぶとよい。
国内取引所を選ぶときの登録確認

国内取引所からXRPを送るには、まずその取引所が国に登録された事業者かどうかを確かめる。
登録を受けていない事業者を使うと、送金や出金の段階で資産が動かせなくなることがある。
登録番号を自分で確かめる
国内の暗号資産交換業者は、財務局に登録されている。
取引所の公式サイトに登録番号が公開されているので、それを確認する。
番号が無い、または番号を隠している事業者は避けるのが無難だ。
登録番号は、「関東財務局 第〇〇〇〇号」のような形式で表示される。
取引所の送金画面へ進む前に、公式サイトの会社情報のページを開いて、この番号が載っているかどうかを見ておくと安心だ。
XRPを送る前に整理しておくこと

送金をスムーズに進めるには、送る前に情報を一か所にまとめておくのが有効だ。
取引所の画面を行ったり来たりせずに済む。
- 受取先の取引所が対応しているネットワーク
- 受取アドレスと、タグが必要かどうか
- 自分の取引所で選べるネットワーク
- 送金先の登録が済んでいるか
- 本人確認が完了しているか
この5点を先に確認しておけば、送金画面で立ち止まらずに進める。
とくに、本人確認が未完了のまま送金先を登録しようとしても、先へ進めないことがある。
口座開設の際に、本人確認書類のICチップをスマートフォンで読み取る方式に対応している取引所なら、自宅から手続きを済ませられる。
よくある質問
国内取引所から海外取引所へXRPを送れないとき、何を確かめればよいか
送金先の登録画面で、送りたい海外取引所が一覧に表示されているかを確認する。
一覧に無い場合は、その取引所へは直接送れない。
トラベルルールによる制限なので、取引所名を手入力しても送付できない。
送るネットワークはどうやって選ぶか
受け取る側の取引所が対応しているネットワークを先に確認する。
対応しているネットワークが複数あれば、出金手数料の安いほうを選ぶ。
XRPは専用のネットワークを使うため、選べる幅は限られるが、受取側の情報を必ず確かめることが前提になる。
送金先の登録で必要な情報は何か
受取人の情報と出金の目的を入力する。
受取アドレスと、取引所が指定する場合はタグも必要になる。
登録時に本人確認が済んでいるかを先に確認しておくと、手続きが止まらずに進む。
国内取引所が登録事業者かどうかを確かめる方法
取引所の公式サイトに記載されている登録番号を確認する。
財務局への登録番号が公開されていれば、国に登録された事業者だと分かる。
番号が無い場合は利用を避けたほうがよい。
この記事のポイント
- XRP送金の手数料を安くするには、銘柄とネットワークの確認が先
- 国内取引所から送る前に、送金先の登録と受取側の対応を済ませる
- 送金先の一覧に無い取引所へは、直接送れない
- 送るネットワークは受取側の対応を確かめてから選ぶ
- 登録番号を確認して、国に登録された事業者を使う

暗号資産とブロックチェーンの可能性を追求するエミリー。
暗号資産投資、DeFi、NFT、WEB3、メタバースといった最先端分野を深く理解し、「エミリーズ・クリプト・インサイダー」を運営。
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