相場を見る時間がない暗号資産の運用は、コピー取引とボットに任せる

相場を見る時間がない暗号資産の運用は、注文を出す役をコピー取引か自動売買ボットに渡せば回る。

どちらも最初に設定を済ませれば、あなたが画面を開いていない時間も、口座の中で注文が動き続ける。

この記事では、2つの任せ方の違い、動かす前に決めること、デモ取引での試し方、任せた後に口座を見る頻度までを順に整理する。

相場を見る時間がない暗号資産は、何に任せればいいのか

相場を見る時間がない暗号資産は、何に任せればいいのか

任せ先はコピー取引と自動売買ボットの2つだ。

コピー取引は他のトレーダーの判断を、ボットはあなたが決めたルールを、口座の中で代わりに実行する。

2つの違いは「誰が判断するか」にある。

足りないのは判断ではなく、注文を出す瞬間だ

仕事の合間にチャートを開くと、買おうと決めていた値段をもう通り過ぎている。

夜に見直そうと思っても、帰宅するころには動きが終わっている。

時間がないあなたが逃しているのは、相場を読む力ではない。

注文を出す瞬間に、画面の前にいられないことだ。

注文を出す役だけを手放せば、困りごとの大半が片づく。

コピー取引とボットは、手放す範囲が違う

2つの任せ方を並べると、あなたの手に残るものがはっきりする。

比べるところコピー取引自動売買ボット
売買を判断するのは誰か写す相手のトレーダーあなたが最初に決めたルール
あなたが決めること誰を写すか、先物か現物か価格の幅や買い増しの決まり
合うのはどんな人か判断そのものを人に預けたい人自分の考えを形にして回したい人
始めるときの手間相手を選べば動き出す設定の数字を入れる必要がある

判断の材料をまだ持っていないならコピー取引、狙いたい値動きの形がはっきりしているならボットが合う。

片方で慣れてから、もう片方を足してもいい。

コピー取引は、何を任せて何を自分で決めるのか

コピー取引は、何を任せて何を自分で決めるのか

任せるのは売買の判断と注文のタイミングだ。

自分で決めるのは、誰を写すかと、先物と現物のどちらで写すかの2つになる。

決めた後は、相手が出した売買があなたの口座にも反映される。

口座の中で起きること

コピー取引は、選んだトレーダーの売買を自分の口座へ反映させる仕組みだ。

相手が買えばあなたの口座でも買い、相手が売れば売る。

あなたが手を動かすのは、反映された結果を後から確かめるときだけになる。

チャートは開きたいときに開けばいい。

先物で写すか、現物で写すか

現物は、暗号資産そのものを買って持つ取引だ。

先物は、暗号資産を持たずに、値動きそのものを売買する取引になる。

時間がない人には、まず現物で写すことを勧めたい。

口座に増えた銘柄がそのまま見えるので、何が起きたかを後から追いやすい。

先物は、写す仕組みに慣れてから選んでも遅くない。

写す相手は、あなたが見られる頻度で選ぶ

相手選びで見落としやすいのが、売買の回数だ。

1日に何度も売買する人を写すと、口座の中身が目まぐるしく入れ替わる。

週に1回しか口座を開けないなら、ゆっくり売買する人を写したほうが、開いたときに流れを追える。

成績だけで決めず、あなたの生活の速さと相手の売買の速さが合うかで選ぶと、写した後に戸惑わない。

自動売買ボットは、何を決めれば動き出すのか

自動売買ボットは、何を決めれば動き出すのか

ボットは、最初にルールを決めれば、あとはそのとおりに注文を出し続ける。

グリッドなら価格の幅、マーチンゲールなら買い増しの決まりを決めることが、あなたの仕事のほぼすべてだ。

グリッドは価格の幅を決める

グリッドは、上限と下限の価格を決め、その間に買いと売りの注文を網の目のように並べる方式だ。

価格が下がれば下の注文で買い、上がれば上の注文で売る。

上下に行き来する値動きの中で、売買を細かく繰り返すのが持ち味になる。

幅を決めるときは、最近のチャートで価格が往復していた範囲を眺め、そこを目安にすると設定しやすい。

マーチンゲールは買い増しの決まりを決める

マーチンゲールは、価格が下がるたびに買い増し、平均の取得価格を下げていく方式だ。

取得価格とは、持っている暗号資産を平均してどの値段で買ったかを示す値のことをいう。

平均の取得価格が下がるほど、売りに回れるまでの戻りの距離が短くなる。

あなたが決めるのは、どこまで下がったら買い増すかと、何回まで買い増すかの2つだ。

取引所に組み込まれたボットなら、外部ツールが要らない

自動売買を外部のツールで動かすには、APIの設定が要る。

API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)は、外部のツールがあなたの口座へ注文を出すための接続口のことだ。

鍵を作り、権限を選び、ツールに貼り付ける。

どこかで1つ間違えると動かない。

取引所の画面にボットが最初から組み込まれていれば、接続の手順はまるごと要らない。

設定画面で幅や回数を入れれば、そのまま動き出す。

本番の資金で任せる前に、何を試しておけばいいのか

本番の資金で任せる前に、何を試しておけばいいのか

仮想の資金を使うデモ取引で、注文の流れとボットの設定を一通り触っておけばいい。

デモ取引なら、設定を間違えても本番の口座には何も起きない。

操作に慣れてから本番へ移ると、迷う場面が減る。

デモ取引で確かめておく3つのこと

  • 注文を出してから、口座の残高に反映されるまでの流れ
  • ボットの設定画面で、どこに何を入れるか
  • 動かしたボットを、どこから止めて設定を変えるか

見落としやすいのは3つ目だ。

動かす方法だけ覚えて、止める場所を知らないまま本番に入ると、設定を変えたいときに画面の中を探し回ることになる。

試す順番

  1. デモ取引で現物の注文を1回出し、残高の変わり方を見る
  2. グリッドのボットを1つ作り、幅を決めて動かす
  3. 数日おいて口座を開き、ボットが出した注文の履歴を見る
  4. ボットを止め、幅を変えてもう一度動かす
  5. 流れを一通り追えたら、本番の口座で同じ設定を作る

4番目の「止めて直す」を1回やっておくと、本番で設定を変えるときに手が止まらない。

数日おいて開く3番目は、任せた後の過ごし方の予行演習にもなる。

任せたあと、どのくらいの頻度で口座を見ればいいのか

任せたあと、どのくらいの頻度で口座を見ればいいのか

毎日張り付く必要はない。

見る日を先に決めておき、その日に設定どおり動いているかを確かめれば足りる。

見る日が決まっていれば、気になって何度も画面を開くことも減る。

見る日を先に決めておく

決めやすいのは、月に2回のように間隔を固定するやり方だ。

給料日や月の区切りの日に合わせると忘れにくい。

間隔を固定しておくと、前回からの変化を比べやすい。

思い立ったときに開くより、同じ間隔で見るほうが、ボットや写している相手の調子をつかみやすい。

見る日に確かめること

  • 写している相手の売買が、口座に反映されているか
  • ボットの価格の幅から、今の価格が外れていないか
  • マーチンゲールの買い増しが、決めた回数に近づいていないか
  • 設定を変えるなら、どこを変えるか

価格が幅から外れていれば、幅を引き直す。

確かめることを決めておけば、1回の確認は短く終わる。

BingXは、コピー取引を先物と現物の両方で用意している海外取引所だ。

グリッドとマーチンゲールのボットが標準で組み込まれ、デモ取引もある。

BingXは準備金の証明を毎月1日と15日に公開している。

準備金の証明は、取引所が預かった資産の裏付けを示す報告だ。

口座を見る日を毎月1日と15日にそろえれば、裏付けの確認も同じ日に済む。

よくある質問

コピー取引とボット、どちらから始めればいいのか?

狙いたい値動きの形がまだ自分の中に無いなら、コピー取引から始めるといい。

誰を写すかを決めるだけで動き出し、写した相手の売買から値動きの形を学べる。

形が見えてきたら、ボットで自分のルールを回せばいい。

寝ている間や仕事中も、注文は動き続けるのか?

動き続ける。

コピー取引もボットも、あなたが画面を開いていない時間に、口座の中で注文が出される。

スマートフォンを閉じていても、写している相手の売買や決めたルールは止まらない。

外部の自動売買ツールから、取引所のボットに切り替える意味はあるのか?

APIの鍵を作ったり、権限を設定し直したりする作業がなくなる。

取引所の画面の中で、設定から停止まで済む。

外部ツールの設定で止まっていたなら、取引所のボットで同じ方式を試すのが早い。

グリッドの価格の幅は、広く取るのと狭く取るのでどう変わるのか?

幅を狭くすると、価格が少し動くたびに売買が起きる。

幅を広く取ると、売買の回数は減るが、大きく動いても幅の中に収まりやすい。

口座を見る間隔が長いなら、幅を広めに取ると、見ていない間に価格が幅の外へ出にくい。

この記事のポイント

  • 相場を見る時間がないなら、注文を出す役をコピー取引か自動売買ボットに渡す
  • コピー取引は誰を写すかを、ボットは価格の幅や買い増しの決まりを決めれば動く
  • 写す相手は、あなたが口座を見られる頻度と売買の速さが合う人を選ぶ
  • 本番の前にデモ取引で、動かし方と止め方の両方を試しておく
  • 任せた後は見る日を固定し、その日に確かめることを決めておく
BingXBingXコピー取引と自動売買ボットを中心に据えた海外の暗号資産取引所BingXの公式サイトへ
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