国内取引所から海外送金するやり方は、送金先の登録、送る銘柄とネットワークの選択、出金の実行という3つの手順で進む。
送る前に確認しておくべきは、送金先がトラベルルールに対応しているかどうかと、受け取る側が対応するネットワークだ。
この記事では、国内取引所から海外へ送る流れを順に解説する。
国内取引所から海外送金するやり方は3つの手順で進む

国内取引所から海外の取引所へ送る流れは、どの取引所でも大きく3つに分かれる。
送金先の登録、送る銘柄とネットワークの選択、出金の実行だ。
送金先の登録では、受け取る側の取引所をあらかじめ登録しておく。
送る銘柄とネットワークの選択では、何をどのネットワークで送るかを決める。
出金の実行では、登録した送金先に向けて暗号資産を送り出す。
この3つを順に進めれば、国内取引所から海外送金は完了する。
逆に、どれか1つでも確認が抜けると、送金が届かないことがある。
送る前に確認しておくことを先に済ませる
送金の実行前に、送金先の取引所がトラベルルールに対応しているかどうかを確認しておく。
国内取引所では、対応していない取引所へは直接送れない。
送る銘柄と、受け取る側が対応するネットワークも確認しておく。
ネットワークが一致しないと、せっかく送り出しても先方に届かない。
送金先の登録とネットワークの確認を先に済ませておけば、出金の実行は数分で終わる。
送金先の取引所が送れるかを最初に確認する

国内取引所から海外の取引所へ直接送れるのは、トラベルルールで利用者の情報を通知できる取引所だけだ。
国内の暗号資産交換業者には、送金時に送金元と送金先の情報を通知することが義務付けられている。
そのため、国内取引所の出金画面では、送金先として登録できる取引所が一覧で表示される。
一覧に無い取引所は選べず、取引所名を手入力しても一律で送付できない。
送金先にしたい海外の取引所が一覧に無い場合は、別の経路を考える必要がある。
私設ウォレットを経由する方法もあるが、ここでは割愛する。
送金先の登録では受取人情報と出金目的を入力する
送金先の登録画面では、受取人の情報と出金の目的を入力する。
これはトラベルルールの対応に必要な入力で、登録した内容は送金先の取引所へ通知される。
受取人情報は、受け取る側の取引所で登録した名前や口座情報と一致させる必要がある。
入力がずれると、送金が保留になることがある。
出金の目的は、選べる選択肢から該当するものを選ぶ。
登録内容は後から修正できるが、送金のたびに確認しておくと安全だ。
送る銘柄とネットワークの組み合わせを確認する

暗号資産の送金では、送る側と受け取る側でネットワークを一致させる必要がある。
ネットワークとは、暗号資産を記録するブロックチェーンの種類のことだ。
たとえばイーサリアムを送る場合、送る側がイーサリアムのメインネットを選んだのに、受け取る側が別のネットワークを指定していると、送金は届かない。
送金先の取引所で受け取る銘柄の入金画面を開き、対応しているネットワークを確認してから、国内取引所の出金画面で同じネットワークを選ぶ。
複数のネットワークがある場合は受け取る側の対応で選ぶ
1つの銘柄で複数のネットワークに対応している場合もある。
イーサリアムなら、メインネットのほかに別のネットワークが用意されていることがある。
送るネットワークは、受け取る側の取引所が対応しているかどうかで決める。
対応しているネットワークが複数あれば、出金手数料の安いほうを選ぶのが基本だ。
手数料が安いネットワークでも、受け取る側が対応していなければ使えない。
必ず受け取る側の入金画面で確認する。
送金の手順と、つまずきやすいところ

国内取引所から海外送金する実際の手順を、順を追って説明する。
最初に送金先の登録だ。
出金画面で「送金先を登録」を選び、受け取る側の取引所を一覧から選ぶ。
次に受取人情報と出金目的を入力する。
続いて、送る銘柄とネットワークを選択する。
受け取る側の入金画面で確認したネットワークと同じものを選ぶ。
最後に送る数量を入力して、出金を実行する。
2段階認証を設定している場合は、承認も必要だ。
実行後は、取引所の出金履歴で状況を確認できる。
つまずきやすいのは送る前の確認漏れ
送金でつまずきやすいのは、送る前の確認漏れだ。
送金先の取引所が一覧に無い、ネットワークが一致していない、受取人情報がずれている。
この3つが主な原因になる。
送金を実行してから気づいても、取り戻すには時間がかかる。
実行前に、送金先の登録内容、送る銘柄、ネットワークの3つを確認しておく。
特にネットワークは、一度送り出すと取り消せない。
受け取る側の対応を先に確認してから、国内取引所の出金画面で同じネットワークを選ぶ。
国内取引所を経由して海外送金する流れ

海外の取引所に日本円を直接入金できない場合、国内取引所で一度暗号資産に換えるのが一般的な流れだ。
日本円を入金して、暗号資産を買う。
買った暗号資産は、そのまま海外の口座へ送り出せる。
手元の日本円が、海外の取引所や預け入れ先で動かせる資金に変わる。
国内取引所の役割は、この「日本円を暗号資産に換える入口」にある。
買う銘柄は、海外で動かしたい銘柄を選べばよい。
国内取引所は登録を受けた事業者から選ぶ
国内取引所を選ぶときは、国に登録された暗号資産交換業者かどうかを確認しておく。
登録番号が公開されていることが目安になる。
登録番号は、金融庁や財務局のサイトで確認できる。
国内で暗号資産を扱う事業者は、この登録を受けていることが前提だ。
bitbankは関東財務局に登録された国内取引所で、登録番号は第00004号だ。
日本円をそのまま入金して暗号資産に換えられる場所として使える。
よくある質問
送金先の取引所が一覧に出てこない
送金先の取引所が一覧に出てこない場合は、その取引所へは直接送付できない。
トラベルルールの対応状況が確認できていないため、一覧に表示されない。
別の送金経路を検討するか、送金先の取引所に対応状況を確認する。
ネットワークを間違えて送ってしまった
ネットワークを間違えて送金しても、国内取引所側で取り消すことはできない。
受け取る側の取引所が同じネットワークに対応していれば、着金する可能性はある。
まずは送金先の取引所サポートに連絡し、状況を伝える。
送金はどのくらいで届くのか
送金が届くまでの時間は、選んだネットワークの混雑状況で変わる。
混雑していると確認が進むまで時間がかかる。
送金完了後は、受け取る側の取引所の入金履歴で着金を確認する。
送った後に取引所の出金履歴で何を確認するか
出金履歴では、送金の状況を確認できる。
承認待ち、送信中、完了のいずれかの状態が表示される。
送信が完了したら、受け取る側の取引所で入金履歴を確認する。
着金までに時間がかかる場合は、ネットワークの混雑を疑う。
bitbankから海外の取引所へ送金する手順を知りたい
bitbankから海外へ送る手順は、出金先の登録、送る銘柄とネットワークの選択、出金の実行という3つで進む。
出金先の登録では「取引所・サービス」を選び、受取人の情報と出金の目的を入力する。
送るネットワークは受け取る側の取引所が対応しているかで決め、複数あれば出金手数料の安いほうを選ぶ。
この記事のポイント
- 国内取引所から海外送金するやり方は、送金先の登録、銘柄とネットワークの選択、出金の実行の3つで進む
- 送金先の取引所はトラベルルールに対応した一覧から選ぶ
- ネットワークは受け取る側の入金画面で確認し、同じものを選ぶ
- 送る前に送金先、銘柄、ネットワークの3つを確認する
- 国に登録された事業者かどうかは登録番号で確認できる

暗号資産とブロックチェーンの可能性を追求するエミリー。
暗号資産投資、DeFi、NFT、WEB3、メタバースといった最先端分野を深く理解し、「エミリーズ・クリプト・インサイダー」を運営。
分かりやすい解説で、ブロックチェーン革命の潮流を一般に広めることを目指す。初心者から上級者まで、最新情報を求めるすべての人に役立つ情報発信を心がけている。
